共同通信テクノスタッツ

KTの仕事

技術部

技術部:管制席

「一秒でも早く、正確なニュースを読者に届ける」という共同通信社の社会的使命にシステム運用面で貢献し、共同通信社のニュース活動を支えることがKT技術部の役割です。

メディア業界は、テレビ、新聞はもちろん、ニュースポータル、ソーシャルメディア、動画ポータルサイトにいたるまで速報がますます重要視されています。より早く正確な情報が求められている共同通信社のシステムは24時間365日、休むことなく稼働しニュースを配信し続けています。

我々の重要な仕事の一つは、膨大な数のシステムとサーバー群の稼働状態や、内外ネットワークの通信状態を常に監視し、障害の予兆を探り、トラブルに適切に対応することです。記事と写真の配信開始・終了時間は新聞社・放送局ごとにさまざまですので、配信管理と正常配信の監視も重要な任務です。

新聞社や放送局からは記事、写真配信の問い合わせ、共同通信の記者やカメラマンからは、パソコンの使い方からシステムトラブルまでさまざまな問い合わせがあります。最前線にいる記者やデスクに発生した問題を解決し、記事や写真の編集・送信がスムーズに行えるよう適切に案内しなければなりません。

システム監視も運用サポートも、日本中の新聞社や放送局へのニュース配信が途絶えるようなシステム障害時は修羅場となります。そこでは経験値の深さがものを言います。社歴の浅い部員も、先輩達からさまざまな知識や経験を受け継ぎ、対応しています。

日本の情報発信の中心で重要な役割を担っているKT技術部ですが、職場は縦横の風通しが良い働きやすい雰囲気です。興味を持ってもらえるとうれしいです。

スポーツ記録部

スポーツ記録部

スポーツ記録部の創部は2011年。共同通信社スポーツデータ部の記録報道のノウハウを継承しながら、スポーツ記録を作成し、新聞社や放送局のほか、各種メディアに配信しています。

記録を扱っているスポーツは多岐にわたります。プロ野球、Jリーグ、ゴルフと、競馬、競輪などの公営競技は公式記録をオンラインで受信して処理します。野球は社会人、大学、高校の主要大会、ゴルフは男女プロ以外にシニア、アマチュアも扱います。いずれも発表された記録を決められた形式に加工し、データを入念に校閲して配信します。

オンライン受信以外もたくさんあります。大相撲は取組や力士情報、勝敗・決まり手を配信。五輪やアジア大会、国体、インターハイのほか、バスケットボール、ラグビー、サッカーなどの主要リーグなど、日々新聞紙面で見かける全国レベル及びそれに準じる大会の記録はすべて扱っています。

競技当日の処理と同様に事前の準備も大切になります。競技団体とは記録送信に関する綿密な打ち合わせをします。スムーズに処理するため競技情報や選手情報を登録し、競技数や競技時間に合わせた勤務シフトを作るなど、準備の方が忙しい時期もしばしばあります。

スポーツの知識も必要ですが、正確性、状況判断、時にはスピードが求められる職場です。部員同士の正確で迅速な連携プレーが、正しい記録の配信に必須です。新聞やテレビだけでなく、ネット上のスポーツ速報も、私たちが処理したものが数多く含まれています。

営業開発部

営業開発部

営業開発部の業務は営業、開発、印刷業務です。営業セクションでは、共同通信社及びグループ会社に、複合機、パソコン、事務用品の調達・販売などを行っています。

開発セクションは共同通信社からの委託で、スポーツ記録部が作成する各種競技記録を新聞社などに配信するシステムの開発を協力会社とともに行っています。独自開発した「機材管理システム」は共同通信社写真部のカメラ、レンズを管理するのに利用されています。記者用のパソコンやプリンター、その他の機材を管理するのにも使用する予定です。今後も人材を確保しつつ、各種システムの開発を続けて行きたいと考えています。

プリントセンターは共同通信社の印刷業務を受託しています。共同通信社の編集週報や各局の業務報告、各種会議の配布資料の印刷と、選挙、五輪、国体などの配信記事フォーム集、グループ会社の名刺の作成・印刷などです。

管理部

管理部

管理部は人事、労務、経理、給与、健康管理などを幅広く担当しています。社員が元気で生き生きと働ける環境を整える仕事です。例えば、社員への給与支給や、社会保険の手続き、健康診断の実施のほか、採用に関する業務も担当しています。

もう一つの顔は、請求書発行、各種経費の支払い、資金繰りなどの経理実務です。年間の事業計画や月次と決算の財務諸表など、経営判断に必要な資料の作成をしています。また企業が課されている税務や法務、労務、総務など、監督官庁への報告や対応も管理部が行っている重要な業務です。